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不思議な不思議な「JOHNEN 定の愛」のこと
杉本彩が阿部定に扮するというので話題になった(しかもR−18!)「JOHNEN 定の愛」なんですが、今どき珍しい前衛映画になっていて、正直に言うと困ってしまう映画でした。あーごめんなさい。東映さん。・・でも宣伝部も苦労すると思うのだよなあ。

いわゆる「阿部定事件」は有名ですし、何度も映画化されていて、特に大島渚監督の「愛のコリーダ」は話題になりましたよね。僕はつい最近になってようやくノーカット版を見たんですが。
今回は「JOHNEN 定の愛」は、現代を舞台に始まり、カメラマンとして転生したらしい石田吉蔵(定に殺されてイチモツを切られた人ね)が、モデルの女の子と一緒に異次元空間に迷い込むところから始まります。
そこにはステッキに黒マントで「死神博士」そっくりの格好をした内田裕也と杉本「定」彩がいて、「やっと逢えたのね、吉蔵さん・・」とばかりになんやかや始まるということなのです。
イメージショットからイメージショットへ飛び、SEXシーンがあるかと思えば、海辺に飛んだり、急に定の存在そのものを問う裁判(江守徹が裁判長!)が始まったり、挙句の果てには、白塗りの顔に赤いバラをくわえた学生服の男たちにかつがれた神輿の上で、定と吉蔵が交わってたりするのです。
うーさすがについていけなかったなあ。しかも全員台詞回しがヘンなんだもん。
内田裕也なんか思いっきし棒読みやし。いいのか、あれで。
期待の杉本彩も妙にカメラ目線で江戸っ子風の台詞回しが妙な感じ。杉本彩の「私を見て!」オーラが多少つらい。まあ、敢えて自然らしさは排除しているんでしょうなあ。
R-18指定だけあって、それなりに激しいSEXシーンがあるのですが、笑ったのは杉本彩のフェラ○オシーンで吉蔵のチン○が特殊造形で光り輝いているギミック。蛍光灯か!
昔のアダルトアニメ「くりいむレモン」での透過光チン○を思い出してしまった・・・。
まあテーマとしては、「究極の愛」なんでしょうけど、描き方がアバンギャルド過ぎたような。僕はむしろ「何故それほどまで愛したのか」という基本命題が気になるんだけど、いきなり「好き」なところから始まっているので、あまりはっきりと描かれてなかったよな。僕が読解力不足なのか?
というわけで愛は愛でも「異形の愛」にこだわるデビッド・クローネンバーグの過去の名作をオススメしておきますね。「デッドゾーン」と「ザ・フライ」。どちらも怖くて切ない映画です。


(2008.5.7)

いわゆる「阿部定事件」は有名ですし、何度も映画化されていて、特に大島渚監督の「愛のコリーダ」は話題になりましたよね。僕はつい最近になってようやくノーカット版を見たんですが。
今回は「JOHNEN 定の愛」は、現代を舞台に始まり、カメラマンとして転生したらしい石田吉蔵(定に殺されてイチモツを切られた人ね)が、モデルの女の子と一緒に異次元空間に迷い込むところから始まります。
そこにはステッキに黒マントで「死神博士」そっくりの格好をした内田裕也と杉本「定」彩がいて、「やっと逢えたのね、吉蔵さん・・」とばかりになんやかや始まるということなのです。
イメージショットからイメージショットへ飛び、SEXシーンがあるかと思えば、海辺に飛んだり、急に定の存在そのものを問う裁判(江守徹が裁判長!)が始まったり、挙句の果てには、白塗りの顔に赤いバラをくわえた学生服の男たちにかつがれた神輿の上で、定と吉蔵が交わってたりするのです。
うーさすがについていけなかったなあ。しかも全員台詞回しがヘンなんだもん。
内田裕也なんか思いっきし棒読みやし。いいのか、あれで。
期待の杉本彩も妙にカメラ目線で江戸っ子風の台詞回しが妙な感じ。杉本彩の「私を見て!」オーラが多少つらい。まあ、敢えて自然らしさは排除しているんでしょうなあ。
R-18指定だけあって、それなりに激しいSEXシーンがあるのですが、笑ったのは杉本彩のフェラ○オシーンで吉蔵のチン○が特殊造形で光り輝いているギミック。蛍光灯か!
昔のアダルトアニメ「くりいむレモン」での透過光チン○を思い出してしまった・・・。
まあテーマとしては、「究極の愛」なんでしょうけど、描き方がアバンギャルド過ぎたような。僕はむしろ「何故それほどまで愛したのか」という基本命題が気になるんだけど、いきなり「好き」なところから始まっているので、あまりはっきりと描かれてなかったよな。僕が読解力不足なのか?
というわけで愛は愛でも「異形の愛」にこだわるデビッド・クローネンバーグの過去の名作をオススメしておきますね。「デッドゾーン」と「ザ・フライ」。どちらも怖くて切ない映画です。


(2008.5.7)
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思いました。せっかくなら監督らしい映画にして欲しかった