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大岡信著「人類最古の文明の詩」
詩人の大岡信さんの新著「人類最古の文明の詩」を読みました。

仕事がら(実はラジオの仕事をしているのです)、言葉には敏感で(敏感と言うだけで、感覚が鋭いとか優秀と言うわけではない。念のため)、ことばや詩についての本も好きなのですが、「人類最古の」というフレーズには惹かれますね。
やっぱり人間の本質は変わっていないんだろうな、と思うし。
この本で紹介されているメソポタミアの楔形文字で粘土板に書かれた詩。
「人の楽しみに結婚がある 考えてごらん、離婚もある」
わはははっは!やっぱり変わってないよなあ。含蓄があるとゆーかないとゆーか。
「腹がふくれるのは楽しいが 腹がふくらむのは面倒だ」
おいおい。現代と同じだよ。メタボだよ。やばいって。
などと笑いつつも、過去から現代に至る各地の詩を紹介しながら、
ことばの意味、その力、文化の相違などについて考えさせられます。
帯には「感動のエッセイ」と書いてあるけれど、僕はどちらかとゆーと少し怖くなってしまいました。
何千年にもわたってヒトをしばりつづける「ことば」。
たとえばSFであるように、ヒトが進化してことばではなくテレパシーなんかで
コミュニケーションをとるようになったとしたら、どうなるんだろう。
連休中、ふと空いた時間でつれづれに考えるのでした。
ことばといえばオススメ書籍を2冊。同じく詩人の穂村弘さんが短歌について、その成立過程から発表まで、過激に面白く綴った本「短歌という爆弾」。
それから、怒涛のような関西弁の口語表現がいつしか麻薬のようにせつなくも心地よくなる川上未映子の初エッセイ「そら頭はでかいです。世界がすこんと入ります」(←この本ホント好き)。
どちらも「ことば」の波の中で漂いながら考えることが出来る本です。


(2008.5.10)

仕事がら(実はラジオの仕事をしているのです)、言葉には敏感で(敏感と言うだけで、感覚が鋭いとか優秀と言うわけではない。念のため)、ことばや詩についての本も好きなのですが、「人類最古の」というフレーズには惹かれますね。
やっぱり人間の本質は変わっていないんだろうな、と思うし。
この本で紹介されているメソポタミアの楔形文字で粘土板に書かれた詩。
「人の楽しみに結婚がある 考えてごらん、離婚もある」
わはははっは!やっぱり変わってないよなあ。含蓄があるとゆーかないとゆーか。
「腹がふくれるのは楽しいが 腹がふくらむのは面倒だ」
おいおい。現代と同じだよ。メタボだよ。やばいって。
などと笑いつつも、過去から現代に至る各地の詩を紹介しながら、
ことばの意味、その力、文化の相違などについて考えさせられます。
帯には「感動のエッセイ」と書いてあるけれど、僕はどちらかとゆーと少し怖くなってしまいました。
何千年にもわたってヒトをしばりつづける「ことば」。
たとえばSFであるように、ヒトが進化してことばではなくテレパシーなんかで
コミュニケーションをとるようになったとしたら、どうなるんだろう。
連休中、ふと空いた時間でつれづれに考えるのでした。
ことばといえばオススメ書籍を2冊。同じく詩人の穂村弘さんが短歌について、その成立過程から発表まで、過激に面白く綴った本「短歌という爆弾」。
それから、怒涛のような関西弁の口語表現がいつしか麻薬のようにせつなくも心地よくなる川上未映子の初エッセイ「そら頭はでかいです。世界がすこんと入ります」(←この本ホント好き)。
どちらも「ことば」の波の中で漂いながら考えることが出来る本です。


(2008.5.10)
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